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プルタークの物語〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 369p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267018015
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

練達の筆が紡ぎ出す“プルターク英雄伝”の人間洞察。権謀術数、戦争、クーデター、恋、独裁か民主政治か、読めば、血湧き肉躍る。

目次

アテネを創ったテセウス
ローマを創ったロムルス
アテネの立法者ソロン
栄誉を求めたテミストクレス
尊大な民主主義者ペリクレス
先送りの人ファビウス
カメレオン的英雄アルキビアデス
母には弱い猛将コリオラヌス
テーベの英雄ペロピダス
口からジャブを飛ばした大カトー
ママの宝石はグラックス兄弟
善悪けた外れのスラ

著者等紹介

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。76年『冷蔵庫より愛を込めて』でデビュー。79年『来訪者』で日本推理作家協会賞、同年短編集『ナポレオン狂』で直木賞を受賞。日常生活の裏側を垣間見る独特のブラックユーモア、そしてギリシャ神話やシェイクスピア劇などを平易に読み解いた作品に定評がある。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞受賞、2003年紫綬褒章を受章する。現在、日本ペンクラブ会長、直木賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

23
古典に登場する英雄たちを結構身近なたとえで書いてくれるので理解はしやすいシリーズ(笑)小スキピオがアフリカヌスの息子って書かれていて少し違うかな~とかいう部分はあったけど全体は楽しめる作品。ファビウスやペロピダスなどあまりメジャーではない人物たちが登場するのが嬉しい。ここに書かれていない人物たちにも興味が湧いてくるな~(笑)岩波文庫の『プルタルコス英雄伝』とかやっぱり借りてこようかな。『歴史』『戦史』も引っ張り出して読もうかな(笑)2012/12/03

viola

7
阿刀田高さんの古典文学を読もうシリーズ(勝手に命名)は全て読んだつもりでいたのですが、まさかプルタークの『英雄伝』があったとは~!(喜)シェイクスピアの種本にもなってるし、読みたいなーと思っていました。・・・でも、阿刀田さんが書いた分かりやすく解説したものでもこれだけ難しいって、果たして読めるんだろうかと不安です。知らない人物ばっかりが登場して、付いていけていません(苦笑)2011/07/17

すぎぼ

3
原典がかたいから、これくらいが楽しめていいなと思う。古代と比ぶれば、人は変わっているし、また、変わっていないな、と感じられる本。・・・むしろ、人の構造は変わっていないのではないかと思う。ただ、状況に応じて、具体化されているだけで。・・・蛇足でした。2016/01/14

虎ボルタ

1
プルタークの「英雄伝」を、阿刀田流の解釈で解説。ギリシャとローマの英雄たちが、次々と紹介されていきます。世界史で習った人、習ったかもしれないけど記憶にない人、絶対初耳の人と様々ですが、人の数だけ歴史がありますね。2022/04/28

aki

1
感想は下巻に。2021/08/28

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