出版社内容情報
アメリカで,いとこの男の子とふしぎな屋敷をおとずれた春香は,インディアンと騎兵隊の戦いの世界へと入りこんでしまい…。 小学生低学年から
内容説明
ここはアメリカです。春香は、たのしみにしていたいとこの樹里安に会うことができました。樹里安に案内されて、有名なミステリー館にやってきたのですが、迷路のような館のなかで、亡霊のかげにおびえながら扉をあけたとたん…。なんということでしょう。目のまえで、インディアンと騎兵隊が、たたかいをくりひろげているのです。2・3年むき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れい
10
【図書館】有名なウィンチェスターの館の話が出てきます。殺し合い、殺す道具を作って儲ける人たちを目にして、儲けた側の家系に存在したサラが、心を病んでしまい、部屋を死ぬまで増設し、亡霊から身を守った、曰く付きの館。そこに同じく不思議な迷宮に迷い混んだ主人公。感じやすい彼女がカギばあさんに守られて良かった。2016/04/22
onions55
5
かぎばあさんシリーズの13作目です。主人公の春香は、アメリカに住んでいる従兄弟に会いに来ました。現存するウィンチェスター・ミステリー館を舞台に、少しの間、過去のアメリカへと迷い込みます。かぎばあさんは、アメリカにも現れて、美味しい和食を作ってくれました。実在のインディアンも登場しつつ、アメリカの歴史に興味を持たせてくれる内容でした。かきばあさんは、飽くまでオチとして登場するかたちです。ウィンチェスター・ミステリー館をwikipediaで調べましたが、本当に呪われてそうで、でも興味をそそられました。2016/02/06
maitake330
3
もはやカギ関係ない。アメリカ在住のいとこに会いに行って、ライフルで亡くなった人の呪いを回避するために銃の製造会社の女性が家を増築し続けた話(しかもその家を見学に行く)とインディアンの悲しい歴史の話。もっと普通に鍵をなくした子供のところに来て料理や紙芝居をしてくれるほのぼのエピソードがいいな。。2023/02/26
ちょろぴこ
2
ちょびっとこわかった。2009/09/01
はるちゃん
1
~かぎばあさんのミステリー館(あたらしい創作童話)~ ウィンチェスターって、本当にいる人なのかな?ミステリ館の仕掛けがおもしろい。2019/10/13