ストーリーで楽しむ日本の古典<br> 真景累ケ淵―どこまでも堕ちてゆく男を容赦なく描いた恐怖物語

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ストーリーで楽しむ日本の古典
真景累ケ淵―どこまでも堕ちてゆく男を容赦なく描いた恐怖物語

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 05時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265050109
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

果てることなく続く血族同士の殺し合い。どうしてここまで罪深いのか。新吉に関わる人々の因果にぞっとする怖さがあります。

金原瑞人[カネハラミズヒト]

佐竹美保[サタケミホ]

内容説明

どこまでも堕ちてゆく男を容赦なく描いた恐怖物語。

著者等紹介

金原瑞人[カネハラミズヒト]
岡山県生まれ。翻訳家、法政大学社会学部教授

佐竹美保[サタケミホ]
富山県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

57
武史、蓮二、涼子ら三人の高校生達が『真景累ヶ淵』を原作にコミケに出店する本を作る事になる。原作を知っている武史が二人に『真景累ヶ淵』の内容を語っていく。その内容とは自業自得の男が因果にがんじがらめになってどこまでも堕ちていく血生臭い話だった。赤と黒の不安を煽る装画によくそこが表されている。因果応報な話の様だかそうは言い切れないところもあり恐ろしい…。ひんやりと謎を残したラストだった。2017/08/03

星落秋風五丈原

31
現代の子供達が怪談をリメイクしよう!と盛り上がりながら少しずつ円朝落語のあらましが語られてくる話中話。それにしても連鎖が止まらない無間地獄。2017/05/27

せんむ

27
ざっくり言うと「これ児童書として、どう思うか?」の課題で読了。後半、そんな課題も吹っ飛ぶ面白さでした。三遊亭圓朝の原作を、金原瑞人さんが現代の若者を織り交ぜながらのストーリー仕立て。*罪を重ねながらも時折ふと訪れる改心。しかし、そこに目を付けた様に顔を出す己の業。救われないラストと言われるが、私は寧ろホッとしてしまった。2017/09/27

モモ

23
どうしようもない飲んだくれの深見新左衛門が酔いと怒りにまかせて、盲目の鍼医で金貸しの宗悦を切り殺すところから話が始まる。新左衛門の息子が宗悦の娘に恋し、誤って殺してしまうなど、終わりがない負の連鎖。これでもかのドロドロの話も分かりやすく描かれていて、なかなか良かった。原作で読んだら、あまりにも悪い人ばかりで、もう結構となりそうなので、これくらいでちょうどいい感じでした。2019/10/24

杏子

19
怖いというより、ただただ恐ろしい。殺しの連鎖が次々と繰り広げられる。あまりに狭い範囲で次々とあるので、目眩がしそうなほど。怖いといえば、そこらへんに草刈りの鎌が転がっていたり、包丁の刃を逆さまにしたような道具が転がっていることが怖いと思った。最後のオチもこうきたか!というふうに ぞくぞくっときた。2017/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11484269
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。