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出版社内容情報
新聞記者にあこがれた少年時代から、NHKの地方記者をへて、「週刊こどもニュース」のキャスターとして活躍するまでの自伝的エッセイ。報道現場の様子もリアルにわかります。
内容説明
NHK「週刊こどもニュース」池上家のお父さん、初の自伝的エッセイ!新聞記者にあこがれた読書好きの少年が、やがてNHKに入社。事件・事故の現場を歩きながら、ニュースキャスターとして活躍するまでをつづる。
目次
「週刊こどもニュース」の現場から
1 テレビカメラの前でふるえた
2 「新聞記者」にあこがれた―ぼくのこども時代
3 「テレビの記者」になった
4 「地方記者」になった
5 事件や事故の現場で考えた
6 テレビのキャスターになった
7 ニュースって、なんだろう―ぼくからあなたへのメッセージ
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950(昭和25)年8月、長野県松本市生まれ。東京で育つ。1973(昭和48)年、NHKに記者として入局。松江、呉での仕事の後、東京の報道局社会部へ。事件、事故、災害、消費者問題、教育問題などを取材。首都圏向けニュースキャスターの後、1994(平成6)年から「週刊こどもニュース」キャスター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukari
17
読書上級クラスの今月の課題本。ジャーナリズムに興味がある子供たちには是非読んでもらいたいですね。大人の目線でも、ベトナム戦争や日航機墜落事故など忘れられない事件について取り上げられていて興味深く読みました。2013/06/19
えっくん
8
★★★☆☆(図書館で読了)小6の時になぜ記者になりたいと夢を持ったのか、池上さんの少年時代やNHK時代の経歴がわかる本です。子ども向けの本ですが、池上さんの原点がわかる本ですので、将来ジャーナリストを目指す人は必読です。記者時代の20代頃の写真も掲載されていましたが、温厚そうな現在と違って結構勝気な印象や言動もあって驚きました。また、NHKでキャスターに抜擢されたときの戸惑いや失敗談なども書かれていて、今からはとても想像できないですが、それがあって「わかりやすく伝える」ことを大切にされているんですね。2013/01/27
タミイ
4
池上氏が「週刊こどもニュース」お父さん役だった頃の著書。小6で新聞記者に憧れ、やがてNHK入局〜地方記者〜ニュースキャスターになった経緯、当時の世相・出来事、報道現場の裏側等を子供向けに語っている。ニュースは伝える側の立場で表現も変わるものであり鵜呑みにせず自分で考えることが必要だということや読書と勉強の大切さなど、報道に関心のある子だけでなく小学高学年生に広く読ませたいと思った。子供の頃の夢がこうして本当に現実になるんだ!という成功例に触れられるのも良し。なかなか皆が池上さんにはなれないけれど(笑)。2015/06/12
NakaTaka
4
将来ジャーナリストになりたい子ども達に勧めたい。ニュースをわかりやすく伝える上手さは天下一品、池上彰さんが現在に至るまでの道筋が書かれている。小学生で新聞記者になりたいと思った時も然り、池上さんは本からたくさんの影響を受けていらっしゃる。この本でも『読書』を勧めていらっしゃる。2013/08/31
Horizon09133
3
最後の読んだ文章を映像化することで、読書がどんどん楽しくなるって話にうなずいてしまったなぁ2013/11/16