出版社内容情報
雨がふりしきる大川で、たび問屋の若だんなの水死体が見つかった。事件のウラには、本所七不思議がからんでいるとにらんだ千次と銀太は…、好評「銀太捕物帳」第3弾! 小学生高学年から
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。作品に『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞・ポプラ社)などがある。1995年、「お江戸の百太郎シリーズ」で日本児童文学者協会賞受賞
長野ヒデ子[ナガノヒデコ]
1941年、愛媛県に生まれる。1996年、『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(童心社)で日本絵本賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つん
1
児童書ということで、軽くみていたけれど人死には出るわ、推理に張り込み、最後は大捕り物となかなかのミステリーっぷりだった。2017/07/23
ピコ
1
借り読。“前作から引き継いでのシリーズ物”としての“律儀さ”が、若干自由度を損なっているのかも。ラストは少々駆け足だけど、左門さまがかっこよかった!2014/05/12
ブラウ1589
0
★★★2016/05/25
さえきかずひこ
0
おもしろかった。謎解きがなかなかむつかしかった。2008/10/24
のん@絵本童話専門
0
お江戸の百太郎シリーズの続編。百太郎が左門宅に住み込むようになり、弟の銀太が岡っぴきのお父さんのお手伝い役に。百太郎と比較してしまうと、銀太の方が幼さあり。百太郎より物語自体やや短め。本所七不思議を見たという話を調べようとするも、当人の与一郎さんは遺体となってしまう。よくよく調べてみると怪談の類ではなく、七化け一味という有名な強盗団との繋がりが見えてきた。中学年〜2023/01/10