内容説明
百太郎は、岡っ引きの千次を父にもつ、こまっしゃくれた、けれど、よくできた子でした。十手にくもの巣がはるくらい、事件解決からとおのいているズッコケおやじの千次ですが、その分、むすこの百太郎がしっかりもので、知恵と名推理で難事件をといていきます。痛快捕りもの帳、“百太郎シリーズ”の第一弾。小学校高学年～中学生むき。
目次
お千賀ちゃんがさらわれた
道をきくゆうれい
三番蔵
文字焼の若さま
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
9
岡っ引きの大仏の親分を父にもつ百太郎は名推理で有名。この本では４つの事件を名推理で解決しています。他シリーズもあります。 １２月予定の４・６年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。2018/10/04
Sugar
4
2019/02/19 職場にあったので。ポプラポケット文庫から新版が出てるんですね。岡っ引きの千次親分の息子百太郎は、父顔負けの名推理で事件を解決。同じ寺子屋のガキ大将寅吉や、大店のお嬢さんだけどとんだお転婆のお千賀ちゃん、実は剣術の名手の寺子屋の師匠など、お約束っぽいキャラたちだけど、ピタッとはまってみんなで事件解決していくのが気持ちいい。楽しかった。続きもあるみたい。見かけたら読んでみよう。2019/02/15
