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内容説明
“月狼の操兵”を駆ってクリシュナは、フェンに襲いかかった。ジュレを奪い、フェンを異次元に跳ばす。己を保つための最後の手段だった。目論見どおり一時の平穏を得たクリシュナは“黒き血”の支配の根源を断とうと、ジュレとともに王都ア・ゴーンに向かう。だが、それこそがダウスとダロトが仕掛けた罠であった。そこには、クリシュナを“黒き僧正”の餌とするべく、紅蓮の練法師オーザムが待ち受けている。
著者等紹介
千葉暁[チバサトシ]
1960年、東京に生まれる。タカラ発行「デュアルマガジン」編集長を務め、以後、編集ディレクターとして、主にアニメ出版物の刊行を担当する。1988年「旋風の狩猟機」で作家デビュー。主著書に《聖刻1092》シリーズの他、《アルス・マグナ 大いなる秘法》(角川スニーカー文庫)《聖刻群狼伝》《聖刻群龍伝》(C・NOVELSファンタジア)等のシリーズがある
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