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内容説明
史上最凶の貴族・ギャスケルのもとに招かれた客人たちは、その悪逆非道の残忍さでは彼にひけを取らない、一騎当千の貴族ばかりであった。彼らが新たに甦った理由は唯一つ、Dを斃すことにある。ギャスケルの移動領地に入ったDの一行に、死煙と恋針を操るローランサン夫人が、そして装甲甲胄に身を固めたゼノン公が襲いかかった。確実に屠り、撃退するDだが、陽光の下での相次ぐ戦いに激しい消耗を強いられていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
16
ギャスケルは貴族の歴史に名を残す残虐な者たちを復活させ、自分のもとへと呼びこむ。中にはギャスケルすら扱うのに一苦労するものまで。正直ギャスケルがややかすんでいる。どいつもこいつもくせ者である。「打倒D」のはずなのにバラバラ。どうなる?ギャスケル軍団??ギャスケル復活には神祖が関係してるらしいが詳しいことは分からないという。はたして神祖の目的は?2015/07/27
sibasiba
7
運び屋三人組のお人好しさと筋金入りのプロ意識が頼もしい。少女吸血鬼の恋情からの何時ものパターンはまあお約束。しかしデイウォーカーは今時珍しくないがDの世界ではもう少し希少であって欲しかった。超絶な科学力と絶大な能力を持ちながらも古典的な吸血鬼の弱点には抗しきれないのがこの作品の吸血鬼の魅力だと思うので。2015/01/05
Mak
2
テイストは「そうそうコレがD」という感じなのですが、Dってこんなに口数多かったですかね?2014/12/19
hroko
2
前巻の成り行きから、やっと吸血鬼と戦うーハンターとしての依頼を受けて、積極的な戦闘に移ります。今回は、吸血鬼の増援があり、相手の能力が見所の一つですし、可憐な少女吸血鬼の登場で華やかさや、吸血鬼の心理的な異常さなどの趣向も楽しめます。特に、輸送隊の心得といいますか、プロフェッショナルなプライドが格好良いです。2013/06/30
シーラ
1
どんどん強くて「いっちゃってる」敵が現れてきて、ギャスケル将軍もかすみ気味。ちょっと疲れてきたんで、D、三巻でさっさとぶった切ってちょうだい。ロザリアも眠ったまんまだし…。輸送隊がカッコいいのだけが救い。2016/03/05