感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
8
84年の500円の初版。ソノラマ文庫海外Sの第3弾で、同じ原題の52年の底本(22編収録)から本文庫用に選んだ9編を収録(作品等はコメ欄)。地球への“侵入者”であって“侵略者”でない処が本アンソロジーの趣旨。カバーはラインスターの「解放された惑星」の主人公で穴居人トーク。黎明のヒトに対し、イレギュラーな方法で生活を安定させるとどうなるかと言う試験をアンタレス人が行う。もちろん想定外のオチがある。過去から遠い未来までの、有り得ないとは言えないお話集。スタージョンの「御主人はモンスター」が好き。★★★★☆☆2016/08/17