徳間デュアル文庫<br> 大赤斑追撃

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徳間デュアル文庫
大赤斑追撃

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  • サイズ 文庫判/ページ数 173p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784199050831
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

木星の象徴である大赤斑―それは惑星上を漂う“大いなる渦”。少女・美鈴らが操る軍払い下げの民間宇宙艇フェニックスは、調査航行中、些細な誤解からミサイル攻撃を受ける。その相手は、宇宙軍が誇る最新鋭鑑ネルソンだった。かくして、赤褐色の靄たなびく中、命のメンツを懸けた、猛烈なチェイスが始まった!ハードSFの気鋭が書き下ろしで贈る。痛快スペース・アクション。

著者等紹介

林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年2月6日、北海道生まれ。大阪府豊中市在住。「大日本帝国航空隊戦記」「兵隊元師欧州戦記」などの仮想戦記小説をメインに、文筆活動に入る。近年、「侵略者の平和」や「暗黒太陽の目覚め」などの作品で、SF界でも注目を集めるようになる
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

亮人

2
徳間デュアル文庫の中編作品を出してたレーベル内レーベル「デュアルノヴェラ」の一冊。木星の大赤斑を調査してた民間船が軍艦から攻撃を受けて大追撃を繰り広げる。面白かった!この過酷な木星大気圏内の描写がリアリティ。そして敵も見方もキャラクタがいいね!2023/02/21

ニミッツクラス

1
仮想戦記の林氏。AADDシリーズのSFも書いていて、それは月刊誌で読んだ。それ以外のSFは本書が初めて。野尻氏のクレギオンみたいに始まった本書、面白いのだが、どことなく軽げで木星の重力や船体の震動を感じ取れなかった。天文の蘊蓄は良いこと書いてあるのだけどなぁ・・予定調和があまりにも直球で、大赤斑探索の依頼主「太田のおばちゃん」以外にヒネリもなかったせいか。あぁ、タイトル買いしたから、少し肩すかしくらった印象もある。ともあれ、互いに相手を海賊と誤認した民間調査船と宇宙軍巡航艦、勝利の女神は・・。★★★★☆☆2012/03/04

三毛招き

1
タイトルはややふさわしくないが、技術的SFとしてはなかなか面白かった。ただ、キャラクターがたまに誰がしゃべってるのかわからないことが欠点か。2011/02/26

うすちゃ屋

0
林譲治さんと言えば、WWII戦記モノとSFモノの2本柱という印象です。 特に、戦記モノでは男ばかりの登場なので、反動でSFモノに登場する女性は、やたらキャラが立っている(というか、メッチャ強いw)印象が濃いです。

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