出版社内容情報
どんなものにも穴を開ける珍商売「穴屋」佐平次は、真田家にかかわる「穴」の謎を解くため松代藩下屋敷へ出向く。好評シリーズ!〈どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ〉という看板を掲げる珍商売「穴屋」佐平次。ある日、高橋荘右衛門と名乗る身なりのいい武士が訪ねてきて、傘に穴を開けてほしいという。吉原の花魁に入れあげた信州上田藩主・松平忠学を諫めるためだった。依頼は無事成功したが、荘右衛門は再び佐平次のもとへやってきた。大目付の早坂主水之介は、先祖が真田家に打ち負かされ、大名になれなかったことで上田藩と松代藩を逆恨みしているという…。
風野真知雄[カゼノマチオ]
著・文・その他
内容説明
“どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ”という珍商売「穴屋」佐平次。ある日、高橋荘右衛門と名乗る武士が訪ねてきた。吉原の花魁に入れあげた信州上田藩主・松平忠学を諌めるため、相合傘に穴を開けてほしいという。依頼は無事成功したが、再び荘右衛門がやってくる。幕府大目付の早坂主水之介が、先祖が真田家に打ち負かされたことを逆恨みしているという…。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年福島県生まれ。フリーライターを経て、92年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。97年『西郷盗撮』で注目を集める。2015年『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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