徳間文庫<br> 触法少女 誘悪

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徳間文庫
触法少女 誘悪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198943110
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



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著・文・その他

内容説明

母親を殺害し少年院送りになった九子は、二年足らずで仮退院を迎える。退院の朝、警視庁の女性刑事が九子を訪ね、同級生だった井村里実が自殺したと告げる。衝撃を受ける九子だが、社会に出た彼女を待ち受けていたのは、さらに想像を超えた世間の反応だった。贖罪と更正が不充分との批判の一方で、彼女を偶像化するヲタク集団も活動していた。九子は里実の死の真相を探る。書下し長篇推理。

著者等紹介

ヒキタクニオ[ヒキタクニオ]
1961年、福岡県生まれ。イラストレーター、マルチメディアクリエイターとして活躍後、『凶気の桜』(新潮社)で小説デビュー。2006年『遠くて浅い海』(文藝春秋)で第8回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

183
あの触法少女・九子が帰って来た!やっぱり強い意志を感じる。しかし、1年9ヶ月の間に本人の知らないところで世の中はおかしなことに・・気持ち悪いのは九子をそっとしておかない連中がいるという事だ。里実が自殺したことが信じられない九子のとった行動が更に不安を掻き立てる。ネット社会の恐ろしさをここでも目の当たりにする。こうなると、もう誰が信じられるか分からないね。だけど、真実はある訳で、それも哀しい真実。と云うより同情出来ない身勝手な真実だった。なんだかどっと疲れて読了に至ったなぁ。2018/02/28

まさきち

64
矯正施設を退院した後の九子を描いた「触法少女」の続編。自分を捨てた母親に復讐するため、完全犯罪を成し遂げようとした前作のヒリヒリするような緊張感が感じられず残念。期待が大きすぎたのかも、それを差し引けば一冊の犯罪の謎を解いていく小説として楽しめました。2018/10/23

ジンベエ親分

57
むむむ、ちょっとコレジャナイ感が。九子が少年院を退院するところから始まる。そこで九子は里美が自殺したことを知らされ、協力者と一緒にその謎を追う… のだけど、そもそも里美の自殺の原因となったと言われるネットリンチの具体的な描写があまりに少なく(しかもたいして凄惨でもない)、頻繁に出てくる女刑事(朝霧)の独特な描写も相まって、すべてに現実感が薄い。作者が狙ったのは朝霧だけだろうと思うが。すべての人物が怪しく見える記述も逆効果。オチは意外だったけど、じゃあこれまでのは何だったのよ。前作がとても良かったのに残念。2018/02/14

きさらぎ

51
里実の弔い合戦的な話だけどネットのサイバー空間での闘いメイン 。 九子ってこんなキャラだっけ? という違和感(そこまで里実のこと大事に思ってた?) すべての登場人物を怪しく見せようとしたかったんだろうが、皆が皆、中途半端で薄いキャラになってしまってる。 細かい心理描写がないのが不満。 女刑事二人があり得ない動き。 2018/04/06

ナミのママ

48
衝撃的で面白かった『触法少女』の続編。前作をすっかり忘れていたのですが、読むほどに思い出しました。少年院を仮退院したところから始まり、友人の自殺の真相を確かめるべく遁走する九子。犯人は誰なのか、知りたくて一気読みでした。読み終わってみると動機がよくわからないかな。女刑事の行動も実際にはあり得ないでしょ、という感じですが、これはこれで読み終えました。2018/03/27

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