出版社内容情報
正義のためには、過激な行動もじさない火附盗賊改方の同心・鏑木十左が諸悪を断つ! シリーズ最新作。町中で突然起こった辻斬り。殺された者たちに繋がりはなく、犯人捜しは難航する。北町奉行所の定町廻り同心・鏑木十左。正義感ゆえの融通の効かない性格が災いして、上司と同僚から疎まれていたが、老中の松平定信の目に留まり、隠密同心となり、その活躍を認められ、火附盗賊改方の同心になった変わり者。
江戸で起きる兇悪な事件に立ち向かう同心を主人公に描く痛快時代小説。
和久田正明[ワクダマサアキ]
1945年、静岡県生まれ。多数のテレビ時代劇の脚本を手がけた後、現在では時代小説の執筆に専念。各社で活躍中
内容説明
白昼、日本橋で起きた辻斬り。斬った浪人は逃げる途中で斬殺。そして、殺されたのは、鳥見役に鉄砲箪笥同心、歌舞伎役者に商家内儀。彼らに繋がりはなく、事件の真相は一向にわからず、奉行所から、火附盗賊改め方の鏑木十左に探索が委ねられた。若手同心たちとともに、地道に探してゆくなか、殺された鉄砲箪笥同心の妻に話を聴きに行くと、それは十左と浅からぬ因縁のある女だった。
著者等紹介
和久田正明[ワクダマサアキ]
1945年、静岡県生まれ。テレビ時代劇の脚本を多数手がけた後、現在では時代小説の執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
84
はぐれ十左暗剣殺[弾丸を嚙め]6巻。十左さん久しぶりの登場ですが、正義感と独断的思考一匹狼行動は健在でした、紫乃さんとは少し距離が縮まったのかな。次巻もありますように。2016/11/03
藤よい
3
新型肺炎のドタバタがあり、何日もかけて読んだので話の筋が分からなくなって、何回も戻り…楽しめませんでした。十左が同僚たちと一緒に怪しい商人を探ります。許婚だった田鶴の二面性が怖いです…。やはり十左には紫乃が一番です。2020/03/01
goodchoice
1
はぐれ十左と紫乃のコンビもしっくりしていて楽しめる。今後もこの調子でいってほしい。2016/09/17
Masayoshi Arakawa
0
20170224 300 引続き時代物で、すんなり読了。2017/02/24