内容説明
「象」という謎の言葉を残して男が消えた。そして伊豆の別荘では全裸の美人が十字架にかけられて死んでいた。謎は現代日本から、古代ユダヤへと遡って…。古来よりキリスト伝説のある東北の地を舞台に著者が挑む、異色の本格ミステリー。
著者等紹介
斎藤栄[サイトウサカエ]
1933年東京都生まれ。東大法学部卒業。66年横浜市建築局在勤中、「殺人の棋譜」で第12回江戸川乱歩賞を受賞。72年作家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。