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徳間文庫
わざわざの鎖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198918712
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

刑事だった高梨は、娘の陽奈子との諍いから退職し、妻とも別居。市が管轄する公園管理課の巡回班長として採用された。公園を巡るさまざまなトラブルを解決する、言わば公園探偵だ。そんな高梨に、緊急連絡が―(表題作)。連作ミステリー。

著者等紹介

佐野洋[サノヨウ]
1928年、東京都生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょん

17
さくさくーっと読めて面白い。この連作永遠に続いて欲しいってくらいに好き(笑)警察官をやめて市役所の公園整備係になった主人公。警察のしがらみが消えて自由に捜査してるのが心地いい。にしても...この地域殺人事件が多すぎませんか(笑)2021/09/13

パティ

2
なぞはしっかりあるけど、読むには軽めの連作短編 通勤途中にサラサラ読めた2009/07/28

朱音

2
連作短編集。短編でなぞは解けていくんだけど、そのほかのところで主人公を取り巻く人間関係がつながっている、って言う形式。今回の主人公は元警察官である「公園探偵」。探偵、っていうのも変かもしれないけど、用は市役所の公園管理課に所属して、公園をパトロールしている、と言う設定なのである。実際にそういう職種の人がいるのかどうかわからないけど(作者はあとがきで、自分で考え付いた、と書いているし)公園やその近くで起きるちょっとした事件にまきこまれてゆく、というのは職業的にうまいと思2003/05/18

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