内容説明
元禄十四年、大黒屋総兵衛に赤穂浪士を討ち果たせという“影”からの命が下った。総兵衛は神君家康の時代から、隠れ旗本として任務を果たすように命じられた鳶沢成元の六代目である。しかし、総兵衛は武家諸法度にある喧嘩両成敗に反する下知に納得がいかず、赤穂浪士討ち入りに助力することを決意する。立ちふさがるのは、柳沢吉保とその刺客たち、さらに“影”までも―。気鋭、渾身の書下し第二弾。
感想・レビュー
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藤枝梅安
5
元禄十四年。「松の廊下」の刃傷。赤穂浪士討ち入りの噂。 登場するのは柳沢保明、柳生宗秋のほか、赤穂浪士も出てくる。 時代小説好きにはたまらない設定。話ができすぎている気もする。 この2作目で「影始末」の意味が少しずつ明らかになってくる。2010/07/25
mikage
1
まさか赤穂浪士がかかわってくるとは…。綾縄小僧元服できてよかったね!2009/01/09
阿南
0
忠臣蔵に絡んだ話。それよりも、影様のブレが気になる。それだけ柳沢の影響力が強いのだろうが。2016/03/06
ロックイ
0
忠臣蔵の話と古着屋総兵衛が絡んで胸踊りました。今までが序章で、ここから真の物語が始まるのでは?とこれからの総兵衛の働き方が気になります。2014/12/25
小梅@灯れ松明の火
0
いずれ書きます。