内容説明
「私はこれまで、真剣な恋、たわむれの恋、捨て鉢な恋、虚栄の恋と、多くの恋を経験してきたけれども、真剣な恋が素晴らしく、たわむれの恋はムダなどと決して言いたくはない」いくら愛されていても、苦しむのは女性―フェミニズムの第一人者として、さまざまなメディアで活躍中の著者が、自らの体験をもとにつづった恋愛論。恋愛に悩む女性たち必読の書。
目次
第1章 私の恋の遍歴(長いこと悩まされた「愛されたい症候群」;愛され、尽くされることの喜びをはじめて知った恋愛;この恋が、自分をダメにするかもしれないと気づいたとき;イギリス留学中に経験したベルギー貴族との恋 ほか)
第2章 人は独りがあたりまえ(いい関係を保つためには“物理的な距離”が必要;三四歳、はじめて自分の家を建てる;男は捨てても仕事は捨てるな;独りの楽しさ、孤独の豊かさ ほか)