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うつけ世に立つ―岐阜信長譜

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  • サイズ B6判/ページ数 505p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198642488
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

織田信長は優れた文化人だった! 岐阜市信長公450プロジェクト特別コラボ作品。ウェブサイト歴史行路の人気連載が書籍化!破壊の魔王なのか、それとも優れた文化人なのか――。乱世の真っ直中、落語や鵜飼などに興じた戦国の覇者織田信長が、天下布武の印に込めた思いとは、いったい何だったのか? 離縁した帰蝶、宿敵の斎藤龍興、落語の祖である安楽庵策伝らを通じて、信長自らが命名した岐阜で過ごした時を、かつてない視点で描く。岐阜市〈信長公450プロジェクト〉とウェブサイト〈歴史行路〉が特別にコラボレートし、連載が実現した人気小説がついに書籍化!

早見俊[ハヤミシュン]
1961年、岐阜県岐阜市生まれ。法政大学経営学部卒業。サラリーマンを経た後、作家活動へ。主なシリーズに、「目安番こって牛征史郎」「居眠り同心影御用」「公家さま同心飛鳥業平」「ご落胤隠密金五郎」「婿同心捕物控え」「浪花の江戸っ子与力事件帳」「密命御庭番」など多数ある。

内容説明

乱世に落語、鵜飼に興じた戦国の覇者。天下布武の印に秘められた信長の思い。岐阜市出身の歴史作家・早見俊が描く、文武両道の織田信長。

著者等紹介

早見俊[ハヤミシュン]
1961年、岐阜県岐阜市生まれ。法政大学経営学部卒業。サラリーマンを経た後、作家活動へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

94
会ったことも無い信長(当たり前だが)に惹かれるのはなぜかー信長を題材にした作品が数多ある中でまたもや信長だ~!鵜匠の孫・弥吉の成長を織り交ぜて信長の国取りの話だった。ここでは本妻・帰蝶のことも戦国ならではの事として描かれていて切なかった。又、本能寺の変まで行き着いていないのだが、信長ほどいろんな作家がいろんな角度から取り上げられているのは人間・信長が魅力的なのだろうと思う。500頁、堪能させてもらいました。『人間50年。天下のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり』今の世をあちらからどう見ているだろう・・2016/10/09

ASnowyHeron

33
信長の短い人生のうちのさらに一時代の話なのにボリュームのある作品だった。苛烈、酷薄な信長と一部に見せるやさしい信長と、他の作品には見られない信長像が新鮮だった。2016/11/20

ハッチ

11
★★★★★ここに登場する信長はけっこうよくしゃべり、そして、けっこういい奴。岐阜市×歴史行路×徳間書店なのだが、岐阜贔屓過ぎる。他に出てくる登場人物も岐阜ゆかりの人ばかりだ。まぁ、地元としては良いと思うのだが。2018/02/26

myunclek

8
早見俊は信長が好きなんだろな。血に飢えた魔王・信長の他の一面である人としての優しさを、ふんだんに見せてくれた。名将が群雄割拠した戦国時代、天下統一の為の戦は避けられ無かった。うつけと呼ばれた信長がうつけで無い本物の幸せな世の中作りを目指した。本能寺での最期の場面を描く事なく終わったこの物語。そんなに良いイメージを持っていなかった信長が、少し好きになりました。2019/01/09

はる

7
郷土の作家、好きな武将ということで読みました。 岐阜の土地がらの鵜飼い、毎日ながめる岐阜城をみながら、 あそこに信長様がいたんだな~としみじみ思います。 2016/12/26

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