出版社内容情報
第3次世界大戦の罠は拡大の一途だ。軋む国際社会は果たしてどこへ向かうのか。最強知性が問う新たな世界構造改革の原因と結果!
国際社会と日本が抱えてしまった不穏な現実――パリ同時多発テロ、サウジとイランの国交断絶、南沙諸島と米中対立、北朝鮮の兵器実験、集団的自衛権行使容認、自民党の政治とカネ、沖縄と中央政府の対立、ロシア外交の進撃――をいかにして我々は受け止め、乗り越えていかねばならないか。最強のインテリジェンスオフィサーが問う、国際社会を動態分析した最新刊。1テーマを最短で読み解く、著者最新、最もわかりやすい時事分析術。
【著者紹介】
作家・元外務省主任分析官。1960年東京生まれ。85年にノンキャリア専門職員として外務省入省。在モスクワ日本大使館勤務等を経て国際情報局分析第一課主任分析官。2002年、背任容疑で逮捕後、512日間の勾留を経て保釈。05年に執行猶予付き有罪判決を受けて控訴・上告するが、09年の最高裁の上告棄却で判決確定、失職。作家に転進。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)。ビジネスパーソンに向けた『人に強くなる極意』『ケンカの流儀』等、独自の勉強術を説いた『読書の技法』『世界史の極意』等、対談として『第3次世界大戦の罠 新たな国際秩序と地政学を読み解く』(山内昌之氏と)、『崩れゆく世界 生き延びる知恵』(副島隆彦氏と)、『「殺しあう」世界の読み方』(宮崎学氏と)等、小説として『外務省ハレンチ物語』『元外務省主任分析官・佐田勇の告白 小説・北方領土交渉』等、多数。
内容説明
サウジとイランの断絶、中東への米国の影響力低下、中央政府の構造的差別政策…。超・構造変化の「原因と結果」を紐解く。国際社会クライシスを最短で知る時評の極意。
目次
国際社会を変える最大の動因とは何か―まえがきにかえて
第1章 人類の存続を脅かす中東の危険因子
第2章 日本・中国・韓国―アジアの震源を読む
第3章 日本にも発生しつつある国家統合の破綻
第4章 ロシアとの衝突を避ける国際社会
日本の内政を変える動因は何か―あとがきにかえて
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家・元外務省主任分析官。1960年東京生まれ。85年にノンキャリア専門職員として外務省入省。在モスクワ日本大使館勤務等を経て国際情報局分析第一課主任分析官。2002年、背任容疑で逮捕後、512日間の勾留を経て保釈。05年に執行猶予付き有罪判決を受けて控訴・上告するが、09年の最高裁の上告棄却で判決確定、失職。その後、作家に転進。著書に『国家の罠』(毎日出版文化特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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