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GHQ焚書図書開封

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  • サイズ B6判/ページ数 339,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198625160
  • NDC分類 023.8
  • Cコード C0021

内容説明

アメリカが仕掛けた「焚書=歴史書の没収」は日本消滅の時限爆弾だった。この事実を見据え、アメリカに簒奪された私たちの歴史をいまこそ取り戻せ!7000冊以上の焚書によって生じた日本現代史の巨大な空白をどう埋めるのか。

目次

第1章 「GHQ焚書図書」とは何か
第2章 占領直後の日本人の平静さの底にあった不服従
第3章 一兵士の体験した南京陥落
第4章 太平洋大海戦は当時としては無謀ではなかった
第5章 正面の敵はじつはイギリスだった
第6章 アジアの南半球に見る人種戦争の原型
第7章 オーストラリアのホロコースト
第8章 南太平洋の陣取り合戦
第9章 シンガポール陥落までの戦場風景
第10章 アメリカ人が語った真珠湾空襲の朝

著者等紹介

西尾幹二[ニシオカンジ]
昭和10年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

32
日本占領後、GHQによってはじめられた書物の抹殺。戦前日本の全否定と共に、戦勝者の都合の悪き事実、歴史、考察はたとえ米人の著作であっても回収の対象となり、敗者への悪事のすげ替えにもなった。しかも、それを率先してなしたのは、同じ日本人だった。「軍部の暴走により帝国主義に狂いアジア太平洋を蹂躙。正き戦勝国に躾けられ更生させてもらいました」。こう教え込まれ反省しか思考に浮かばなくなるプログラム。本書は序の口だが、先人は誇るになんら後ろめたくなく、”鬼畜米英”も、あながち偏見の所産とも云えない非白人種の人類史。2016/03/23

スウィーニー校長

12
★★★★★ 米占領下の日本で、GHQにより市場から没収された7000タイトル以上の書籍を紹介。 アメリカにとって都合の悪い”事実”が葬むられた。 戦前には普通に知り得た、日本人にとって大事な事、日本人が認識していた世界情勢が、ここに存在する。 実際に戦争を体験した軍人の手記は非常に興味深かった。 興奮や恐怖に支配されるでなく、淡々と目の前の事態に対処していく姿に、戦場とはそういうものなのかと納得。2018/10/01

Ted

8
「先の大戦で悪かったのは日本の軍国主義で、アメリカはそこから日本人を解放したのだ」と漠然とでも思っている人には一読を勧める。昨今の日本の著しい地盤沈下は何に由来するのか。その原因を辿っていくと、敗戦以後の「焚書と検閲」というGHQの占領政策に行き着く。元々「イギリスの囚人の捨て場だった歴史」と「先住民の大虐殺を行なった歴史」がワンセットになった蔑むべき「国家の起源」を共通して持ちながら、片や大国としてデカい面をしているアメリカに対し、オーストラリアが未だにウダツが上らない理由が詳らかにされており興味深い。2010/12/26

0717

6
戦前と戦後の歴史的断絶を埋める意味においても、GHQが意図をもって焚書とした本を読み解くことは重要なことだと思う。戦前、戦中の日本人が何を思い、どう考え、どう行動したのか共有したいと強く思う。2013/05/20

へんかんへん

5
焚書でなくConfiscation、日本では没収 宣伝用刊行物没収 虐殺国家汚名、米議会図書館所蔵の占領期被接収文献2017/03/06

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