内容説明
囁く玉笛、鳴く鉄箏。変幻自在な笛の音と凄惨哀切な箏の音が、竹林を揺るがす!東邪、西毒の火花を散らす内功の闘い―。痛快無比の中国歴史ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さるのしん
1
また続きを読んでしまいました。やはり映像の方は肝心なところが抜けていて話がつながらないですが、軽く見るには良い内容で、本だけではイメージしにくい箇所を補えます。結構な文章量があって読むのには時間がかかるのですが、訳者の方が楽しんで訳していると思われるので、非常に読みやすい。碧血剣の方がまだ単純でテンポも良かったのですが、こちらの方が壮大でかつ、史実も織り交ぜられているのがさらに良い方向にいって深みを増しています。さて、あと2冊。2021/01/02
ろく
1
結構サクサク読めるので飛ばしてしまうかも、なのだが、丹念に読むとイイこと書いていたりする。個性強すぎて気難しい偏屈な当代の実力者、東邪と西毒が登場。あ-、でもかっこいいんですよ。そういえば、四強の中で老後をおっとりと暮らしたのは西毒くらいか?2010/03/19
ん?
0
昔読んだので1年前で登録。2007/06/20