内容説明
あなたの中にも潜んでいる殺人衝動!現代人が抱える様々なストレスは、潜伏を経て殺人動機にまでエスカレートする。日常の中で育まれる衝動殺人の危険な芽をテーマに社会派ミステリーの雄が社会の病巣を鋭く抉る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リズ
34
人々の、心理。魔性に惹かれてしまう心理。人間は、自然界にて、生きるものだが、現代人は、合理的で、便利さを追求するあまり、魔が存在する。人間は、自然界に、介入出来ず、デジタル人間と、化しています。純粋な人間が、魔性に負かされないように、本能の防衛という、人間独自の言語表現を使い、大人として判断力問われました。読めば読むほど考させられます。2014/08/06
ななつ
1
短編10編。執着が事件に発展することもあるという、見せしめのフィクションでした。2014/04/16
shibatay
1
再読2012/12/27
きぬた
0
主人公の行動に説得力持たせるために色々理由が説明されたりしてるけどそれがくどいし大したこと書いていないのでつまらなく感じる。世の中に過剰にケチつける新聞の社説読んでるような気分。2020/08/12