「国柄」の思想

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「国柄」の思想

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198606343
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

内容説明

国柄とは何か。それを見失った「戦後」と「アメリッポン」の退嬰を撃つ。

目次

第1章 「国柄」について
第2章 「戦後」について
第3章 「知識人」について
第4章 「状況」について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめなやつ【多摩市多摩センター整体マッサージ】

4
「改革」「民主主義」など通常、自動的にポジティブな意味づけが為される言葉のネガティブな側面を考察する。ラディカリズムは急進的であるが故に内容の如何に関わらず間違っている。…など、頭の体操としてはかなり高度ではあるが面白い。読み終わった後、社会を見る目が変わっている自分に気づきビックリ。ここ10年くらいで最もためになった本だと思う。ややこしい理屈が嫌いでなければおススメできる一冊。2014/01/13

マウンテンゴリラ

3
小選挙区制の導入や省庁再編、郵政民営化(これについては、著作以降のことなので本書には触れられていない)など、政治改革、行政改革の熱に浮かされた挙げ句、現在まで、どのような政治、社会状況を我が国はたどってきたのか。結局は、混乱と失望に終わった民主党政権、地方では、大阪維新や都民ファースト(結末は定かではないが)による行政のかき乱し等、まさに本書により予言されていたかのようではないか。その他、教育改革、民間においては、企業改革、経営改革等々、これらは結局混乱しかもたらさなかったのではないだろうか。→(2)2018/02/24

小松島

0
西部さん、拝見したことあるけど、格好良い保守だったな。東大教授を辞した後は、発言者を創刊したりして、大変だったと思う。死にざまも西部さんの美学があったんだろう。 責任なき自由は放埓に、格差なき平等は悪平等に堕ちる、という当たり前のことを言っていたんだけど、当時は当たり前じゃなかった気がする。

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