隋唐演義〈4〉女帝武則天ノ巻

隋唐演義〈4〉女帝武則天ノ巻

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198604691
  • NDC分類 923.6
  • Cコード C0097

内容説明

大唐の国威いよいよ盛え、美女と陰謀が宮廷をいろどる哀世絵巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

13
本書を引っ張ってきた李世民もついに崩御。唐建国の志士たちも全員いなくなってしまった。その後、武則天をはじめとする武氏の時代になったかと思えば、玄宗がひっくり返して再び天下は李氏に戻る。楊貴妃も登場し、もう唐も滅亡に向かうのか。本巻で最も謎めいた回は、李世民の地獄巡り。死にかけた李世民が、自分より早く死んだ人々の沙汰を聞き、尉遅敬徳が地獄に預けたお金を使って戻ってくるという逸話。玄奘三蔵とのエピソードを使わず、こちらを採用したのはなぜだろうか?長い話なので、気分転換に子供向けの回を挟んだのだろうか?2016/06/07

ナオデラ

6
李世民と共に戦った名将達は世を去り佞臣が蔓延る。そして暗躍する女性たち。英邁な皇帝もやがて政治に飽き餌食となる。2015/01/22

Tanaka9999

4
太宗の時代から則天武后、そして玄宗皇帝の即位まで。流れが早いが、この時代の風俗というか庶民の間の通俗的な話が知れて面白い、かな。2020/02/19

青心

0
ああ〜、またこういう流れか…。歴史小説としては焦点が散漫に過ぎるし、通史としてはデタラメ過ぎるし…。おおまかに時代の流れを把握しつつ、口に含んで吐き出すべきは吐き、飲み込むべきは飲むという読み方が正解なのかも。隋末唐初の群雄割拠の物語は抜群に面白い。もうこれは文句なしに胸が躍る。焦点をその一点に絞って再構成が出来たなら、楚漢や三国時代と肩を並べるほど日本でも人気が出るに違いない燃える時代なんだけどなぁ〜。

半べえ (やればできる子)

0
★★★2017/04/23

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