出版社内容情報
人情刑事・道原伝吉、上高地―舞鶴-小浜、殺人連鎖の謎に挑む!
内容説明
上高地で有馬英継の刺殺体が発見された。安曇野で農業を営む二十歳の青年だ。穂高登頂を目指した五人のパーティのリーダーだったが、折りからの雪で下山を余儀なくされ、上高地まで引き返してきたその翌朝のことだった。そして英継が山に出かけた日に、父の国明は舞鶴に出かけて行方不明となっていたのだ…。長野県警安曇野署・道原伝吉の捜査で次第に明らかとなってきた不可思議な過去と新たな殺人事件!?舞鶴で何が起きていたのか?上高地・舞鶴・小浜を舞台に描く、書下し長篇旅情ミステリー。
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
1980年、『九月の渓で』第三回エンタテインメント小説大賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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