出版社内容情報
新製品のキャンペーンで８０組のカップルを招待して京都に向かった豪華列車から主催者の女が消え、殺人事件が…！？
新製品キャンペーンのため、豪華な展望車とコンパートメント車両の臨時列車で京都に向かったワールド時計の社長令嬢・楠木かおりが忽然と姿を消した。だが、彼女には失踪や自殺の動機は見当たらない。そんな折り、列車内で女性客の縊死体が発見される。謎が謎を呼ぶ難事件に十津川警部の推理が冴える!!
トラベル・ミステリーの初期代表作。
全国縦断長篇ベスト選集全47巻完結!!
巻末に年譜を収録。
【著者紹介】
1930年東京都生まれ。都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第８回日本ミステリー大賞を受賞。十津川警部シリーズなどトラベルミステリ－から社会派推理まで幅広く活躍、読者の絶大な支持を受け、現在著作は555冊を超える。
内容説明
新製品キャンペーンのため、豪華な展望車とコンパートメント車両の臨時列車で京都に向かった時計会社の社長令嬢・楠木かおりが忽然と姿を消す。だが、彼女には失踪や自殺の動機は見当たらない。そんな折、列車内で女性客の縊死体が発見される。謎が謎を呼ぶ難事件に十津川警部の推理が冴え渡る！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クロッチ
1
臨時特別列車で誘拐と殺人が発生。新人の北原早苗刑事と女ったらしの三沢刑事のコンビが面白い。2019/05/13
さるきち
1
相変わらずの無理筋のストーリー。 でもなんだかんだといっても、最後まで読ませるのはさすがというべきか。 大会社の社長が、こんなふうに殺人をおかすかなと素朴に思う。2016/10/09
