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Tokuma novels
十津川警部秩父SL・三月二十七日の証言(アリバイ)―十津川警部日本縦断長篇ベスト選集〈46〉埼玉

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  • サイズ 新書判/ページ数 217,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198509606
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

資産家夫婦殺害の容疑者には鉄壁のアリバイが!? 十津川警部、苦悩の捜査行! 巻末に著作リストを付す。

十津川警部は愕然とした! 読んでいた週刊誌のエッセー中に、殺人事件の容疑者のアリバイを証明する記述があったのだ! その事件の裁判は20日後に迫っていた…。消費者金融の元社長で資産家の秋山夫妻が殺害され、秋山に恨みを抱いていたという漫画家の戸川が逮捕された。だが、エッセーを寄稿した旅行ライターは、事件当日に人気の秩父SLの車中で戸川を見ていたのだ。十津川は極秘の捜査を開始した。鉄壁のアリバイは崩せるのか?

【著者紹介】
1930年東京都生まれ。都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。十津川警部シリーズなどトラベルミステリ-から社会派推理まで幅広く活躍、読者の絶大な支持を受け、現在著作は550冊を超える。

内容説明

十津川警部は資産家の秋山博之夫婦を殺害した容疑で、漫画家の戸川雅夫を逮捕する。ところが事件当日、秩父鉄道のSL列車の車中で戸川を目撃したという旅行作家のエッセイを発見。裁判を前に否認を続ける戸川の犯行を裏付けるため、再捜査を開始した十津川がたどり着いた驚愕の真相とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クロッチ

1
46冊目にしてようやく地元が出てきました。起訴して裁判が始まる直前に事件の真相を覆すというのはなかなかないよね。時間との勝負にかける十津川班。2019/05/10

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