出版社内容情報
「建築探偵・桜木京介」(講談社)「龍の黙示録」(祥伝社)シリーズが好調な著者が贈る新たな吸血鬼伝説。
人間たちが信仰する教会の聖山を襲った貴種の急襲と下層民の叛乱は、イオアンたちの活躍と《貴種》と呼ばれる吸血鬼たちの上王の到着で終結した。しかし、騒乱を起こした張本人は《貴種》たちの都も、闇に染めようとしていた。
「建築探偵」「龍の黙示録」シリーズで人気の著者と「トリニティ・ブラッド」「バチカン奇跡調査官」シリーズで人気を誇るイラストレーターTHORES柴本氏の挿絵で贈る新たなる吸血鬼物語、待望の書下し第五巻。
【著者紹介】
東京都生まれ。推理作家。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終選考に残った『琥珀の城の殺人』でデビュー。
内容説明
“貴種”と呼ばれる吸血鬼たちが人間を支配する世界。隣国の急襲に遭って落城し、そこから逃げのびたシェミハザ伯爵の嗣子イオアン。侍者ラウルとともに襲爵のため、上王のいる都へ向かった。その途中で人間たちが信奉する教会の聖山がある都に立ち寄る。そこへ彼らの追っ手でもあるマステマ伯爵の軍勢が攻め込み、おまけに聖山の外に住む下層民たちが叛乱を起こした。すべての騒乱は、前上王の弟イリヤが、異能な力を使って仕掛けたことだった。イオアンたちの住む大陸とは海を隔てた島、女王ゼノビアが治めるアルビオンから来た少女アイーシャたちの手助けもあり、イリヤを撃退したが…。書下し長篇第五弾!
著者等紹介
篠田真由美[シノダマユミ]
東京都生まれ。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終選考に残った『琥珀の城の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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