内容説明
ヒロシ 1031Dのことで話がついた―十津川警部が目にした奇妙な広告。その直後、ヒロシという名の青年が相次いで殺害される。1031Dが特急ひだ11号の列車番号だと推理した十津川はその列車に乗車する。そのさなか、爆弾を所持した男が車内で毒殺されたのだ。会心の傑作長篇。巻末企画・特別連載「萩・津和野・山口殺人ライン―高杉晋作の幻想」、スペシャル・インタビュー、都道府県別データ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シ也
14
西村京太郎作品とは7年近い付き合いで、いつ読んでも変わらないテンポに安心。最初の毒殺事件の舞台となる特急「ひだ11号」の走る高山は春に行ったばかりで懐かしい。ただ「ひだ11号」には乗ってないけど... 。第三の事件の舞台の「北斗星3号」は乗った事がないので羨ましかったり...2015/07/11
桂 渓位
5
奇妙な三行広告から、ヒロシと云う男が相次いで殺害される事件を推理する、十津川警部📙 コンピューターが弾き出した、十津川のデータでは、乙女座B型との文字が✨ 十津川警部、7月27日生まれなので、獅子座生まれの筈なのですが🎂(^^; 2022/09/19
ミガーいち
2
相変わらず、色々楽しめた。星32024/02/20
クロッチ
2
高山本線沿線の情景がもっとたくさん出てくるかと期待して読んだが、ちょっと少なくて残念。ストーリーは面白くて引き込まれてしまったけれど…2018/12/27
にしき
2
対テロ・脅迫事件。犯人は警察側をおちょくるタイプ。今にも爆発しそうな爆弾を抱えて走る気持ちを想像してぞっとした。よくも気付いたよ本当に……。2014/07/07