内容説明
「あれだねぇ、耀夜とわたしは、一緒だねぇ。なにもかも一緒だ」「…、…ちがうと思う」「耀夜は、おなごの格好をするのが好きじゃないの?」「好きなわけないだろ」「きれいなのに?」「大刀を振るうとき邪魔だし、それに…、おれはおなごじゃない」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
3
西暦526年、古代日本と韓国を舞台にしたファンタジー。ーーー倭国に悪し神が満ちていた頃、九鬼の遠つ祖が、悪し神を邪霊界に封じ込め、倭国を人々の住まう正神界と、邪魅の住まう邪霊界に分けた...今では、あちこちで邪霊界の入り口である〈鬼門〉が開いているーーーとても魅力的な背景設定で、物語も面白かったが、未熟な部分が多く、充分な説明もなかった!登場人物が多く、入り込むのに凄く時間がかかった。最初の部分は何回も読み返した。地図も欲しかったなぁ〜!この巻は、まだまだ序章って感じかな?謎ばかり残して終わってしまった!2015/05/15
かみや
1
史料のたいっっへん少ないこの時代のこの地域のチョイスにまずやられました。少ないからこそ好き勝手出来て想像力を試されるのですけれども(書き手も読み手も)。この巻はまだまだ物語としては序章で、謎のばらまきだけでした。読みにくさはあるけれども、気になって仕方ない古代ファンタジーです。2012/08/04
りつか
1
ミファうぜえええ…と思いながら読んでた。あんだけ割くっててそれでもミファのこと割と好きって言える日月ちゃんいい子すぎる気がする…。考えてみれば韓国と日本の両方が舞台の古代ものを読むの初めてなので、シリーズ最後まで読みたい。【tkb】2012/07/04
kyu
1
倭国系ファンタジー。同じ顔を持つ二人のへだたれた男女を中心に始まる。ジャンル的に少ないから期待したけど物足りなかった…説明も足りなかった…。設定は好きだけにおしい感じ。序章なだけにもう一ひねりが欲しかったなあ。2011/04/17
okon
1
やばい。ハズレだろうなと思いつつ購入したのだが、面白い・・・。また揃えていくのに大金がかかりそうだ。取り敢えず2巻購入決定。2011/01/13