Tokuma novels edge
クラック・ハウンド―聖人の条件

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  • サイズ 新書判/ページ数 300p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198506643
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

長野県の人里離れた山中に建つ『私立氷羅坂病院』が燃え落ち、辛うじて保たれていた一つの『均衡』が崩れ去った…それから数年後―一種の精神安定剤ともいえる不認可薬物“セイント”を常用している人間が異常犯罪に走る事件が頻繁に勃発。犯人はみな、聖人の様な微笑を浮かべていることを特徴としていた。しかし、この小さな白い錠剤には麻薬成分が認められないという。奇怪なこれらの事件を“亀裂”に関係すると判断した特殊犯罪調査局は、ついに『専門家』二人を解き放った―!すでにはじまってしまった世界の終焉に抗うべく、“猟犬”、またの呼び名“クラック・ハウンド”が大暴れする。

著者等紹介

榊一郎[サカキイチロウ]
1969年、大阪府生まれ。97年、第九回富士見ファンタジア長編小説大賞準入選。翌年、受賞作『ドラゴンズ・ウィル』でデビュー以来、数多くのヒット作を立て続けに飛ばしている、ライトノベル界を代表するベストセラー作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつじん

6
愉快痛快な大活劇、なんですが敵役が結構観念的にヤバイっすね。こりゃー続編は難しそうですなぁ、何とか続けてもらいたいモンではありますが。 2011/04/30

さぶお

2
いや、すごいね、この作者は本当、なんでもできる。基本的なキャラクター配置や、世界観はストレイト・ジャケットを現代でやっているイメージ。けど、伝奇作品らしい塩梅のセックスアンドバイオレンスが織り込み方が既に手馴れている風にさえ見える。克美の性別超過の美しさとかも伝奇に必須な感じだよね。続きが楽しみ。2012/01/07

草薙香里

1
面白かったけどどうしてもストレイトジャケットシリーズを思い出してしまうのは私だけか?2014/07/16

0
内容的にはまぁボチボチ。つまらなくはないのだが、主人公初め、登場人物たちのキャラがわざとらしい。なんだか最初に立てたキャラ設定表が透けて見える気がする。2014/04/29

オルガ

0
化け物となった人間を狩るための特務機関の話。哀しみを殺す薬を中心に黒榊全開のハードな展開。面白かったけどラスボスがチラッと出てきただけで中ボス倒しただけで終わりとはちょっと中途半端。自分的にお気に入りだった天音ちゃんが救われないままというのも残念だった。せめて身元引受人になって住み込みの仕事紹介するとかできなかったのかな2014/04/21

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