内容説明
長野県の人里離れた山中に建つ『私立氷羅坂病院』が燃え落ち、辛うじて保たれていた一つの『均衡』が崩れ去った…それから数年後―一種の精神安定剤ともいえる不認可薬物“セイント”を常用している人間が異常犯罪に走る事件が頻繁に勃発。犯人はみな、聖人の様な微笑を浮かべていることを特徴としていた。しかし、この小さな白い錠剤には麻薬成分が認められないという。奇怪なこれらの事件を“亀裂”に関係すると判断した特殊犯罪調査局は、ついに『専門家』二人を解き放った―!すでにはじまってしまった世界の終焉に抗うべく、“猟犬”、またの呼び名“クラック・ハウンド”が大暴れする。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
1969年、大阪府生まれ。97年、第九回富士見ファンタジア長編小説大賞準入選。翌年、受賞作『ドラゴンズ・ウィル』でデビュー以来、数多くのヒット作を立て続けに飛ばしている、ライトノベル界を代表するベストセラー作家
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