内容説明
奇妙な生き物の死骸が打ち上げられた。琵琶湖に面した小さな湖水浴場・真野浜。全長1メートル70前後で、黒っぽい茶色。腐敗して見えたが、臭いはない。人間の死体でないことは明白だった。なのに、堅田警察署捜査一課の音無刑事は変な胸騒ぎがした。事件の発端だった…。
著者等紹介
柴田よしき[シバタヨシキ]
東京生まれ。1995年『RIKO―女神の永遠―』で、第十五回横溝正史賞を受賞。ハードな女性刑事の鮮烈な造形が衝撃的なデビュー作から、本格ミステリー、ハードボイルド、伝奇ロマン、恋愛サスペンス、宇宙SFまで、さまざまなジャンルの作品を手がけ、旺盛な執筆活動を続ける人気作家である
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