内容説明
モータープール経営者、浦崎の妻和子が自宅で絞殺死体で発見された。現場は荒らされ、現金も紛失しているという。しかし検死の結果は意外にも自殺だった。何のために強盗殺人に見せ掛けようとしたのか？和子には莫大な生命保険金が掛けられていた。捜査陣は、浦崎が過去に三人の従業員を次々と事故死で失い、億単位の保険金を入手していた事実を突きとめた。数カ月後、事件当日の浦崎のアリバイ証言者、小谷が自宅で扼殺された。現場は完全な密室だった。疑いの目が浦崎に向けられるが、彼には鉄壁のアリバイがあった。密室とアリバイの核融合！時間と空間の壁を破り、思考と論理の限界を超える書下し長篇新本格ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縛の場
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アリバイの邪悪さたるや……。読み飛ばして正解だった。あとがきには失笑。でも、著者近影を見たら許せてしまうのだ。2012/02/17
sezmar
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ネタが一巻目と同じなのが惜しい。小説え読むより2時間ドラマに向いてる気が。2011/12/30
