Tokuma novels<br> 刻謎宮(ときめいきゅう)

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Tokuma novels
刻謎宮(ときめいきゅう)

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  • サイズ 新書判/ページ数 364p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784191550551
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

ミケーネの遺跡を発見したシュリーマンは、そこにあるはずのない金時計を発掘してしまった。困惑と恐怖が襲う。それは遠い昔、彼自身が勝海舟に贈ったものだったのだ―。それが歪みの始まりだった。歴史の狂いは徐々に広がりをみせ、土方歳三が勝海舟を殺してしまう。誰かが歴史を操っているのだ。歴史を正すべく選ばれた沖田総司は、アンネ・フランク、マタハリと共に古代ギリシアの地に甦る。しかしそこにも既に歪みが。すべての元凶は勝海舟か?勝の足取りを追う3人は、神話の世界へと巻き込まれてゆく…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tui

13
ある方にお借りした本。古代ギリシアを舞台に、沖田総司やアンネ・フランク、マタハリらが歴史を戻そうと大活躍、という娯楽小説。ギリシャ神話の世界に幕末の志士が活躍したらわくわくするなー、んで神話の解説役を…預言者ってことにしてアンネ・フランクにさせたら感動的だなー、とか著者の空想が何のヒネリもなく文章化された感じ。申し訳ないがこの本の魅力がさっぱり分かりませんでした。ギリシャ神話や幕末に関心がある人なら楽しめるかも。それにしても、タイトルと◯◯◯◯を掛けていたとは、高橋克彦さん、すごい作家だ。すごいピュアだ。2016/05/31

kagetrasama-aoi(葵・橘)

1
タイム・パトロール物、沖田総司、アンネ・フランク、マタハリ、そしてヘラクレスが主要登場人物。後書の高橋氏の言に依ればあまり読者の評判は良くないらしいです。ギリシア神話が下敷きになってストーリィが展開するので、ギリシア神話に興味なかったら辛いかも……。私は若い頃トマス・ブルフィンチの「ギリシア・ローマ神話」頑張って読んだので、凄く面白いと思いました。うーん、乱読バンザイって感じでしょうか(笑)!総司達の敵役があの人で、あの人もまた超人気者、その設定が人気が出なかった一因かも……って思いました。2015/01/19

kama

1
★★1/2 いわゆるタイムパトロール物で肝は時はギリシャ神話時代、高次元の存在が選んだのが、沖田総司、アンネ・フランク(ギリシャ神話に詳しい人はもっといるだろうに)、マタハリという設定なのだけれど、不可解なメンバー。風邪をひいて熱があり朦朧とした状態で読んだので丁度良かったかも。エピソードの連続とキャラクターで楽しく読ませるがSF的骨格とまとめが安易。2012/09/21

きらら

0
☆☆

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