内容説明
「資質・能力」を育成するために、今、アクティブ・ラーニングが求められています。しかし、主体的・協働的な活動を重視するだけでよい、というものではありません。活動あって学びなし、にはならないよう取り組む必要があります。本書では、「主体的な学び」「対話的な学び」と「深い学び」を両立させる「パフォーマンス評価」の進め方をまとめています。各教科における「本質的な問い」とパフォーマンス課題を取り入れた授業&評価モデルを豊富に収録し、難しいと言われる探究的な学習の評価の視点、取り組み方についてもわかりやすくまとめました。
目次
第1章 アクティブ・ラーニングの充実をどう図るか―今こそ、パフォーマンス評価を!(アクティブ・ラーニング充実のためのポイント;パフォーマンス課題とルーブリックの作り方、ポートフォリオ評価法の進め方)
第2章 教科教育におけるアクティブ・ラーニングの位置づけ方―「本質的な問い」とパフォーマンス課題の活用(国語科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル;社会科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル;算数・数学科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル;理科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル;音楽科・美術科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル;技術・家庭科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル;体育科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル;英語科アクティブ・ラーニング―パフォーマンス課題を活用した授業&評価モデル)
第3章 探究的な学習と協働的な学習における評価―ルーブリック、検討会、ポートフォリオの活用(「学びに向かう力」を育てるカリキュラム―探究的な学習をどう位置づけるか;探究的な学習の評価のポイント;評価を生かした指導のあり方―検討会に焦点を合わせて;協働的な学習の評価のポイント;ポートフォリオ評価法の進め方)
著者等紹介
西岡加名恵[ニシオカカナエ]
京都大学大学院教育学研究科准教授。バーミンガム大学にてPh.D.(Ed.)を取得。鳴門教育大学講師を経て、現職。専門は教育方法学(カリキュラム論、教育評価論)。日本教育方法学会常任理事、日本カリキュラム学会理事、文部科学省「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会」委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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