文春文庫<br> 二度のお別れ

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文春文庫
二度のお別れ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167447014
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

銀行強盗が、客を人質にして逃走した。やがて届いた一億円の要求。黒田・亀田両刑事、通称クロマメ・コンビに出番がきた。秀抜なトリックで描く本格長篇ミステリー

内容説明

新大阪の銀行に押し入った強盗は居合せた客の一人を人質にとって逃走した。まもなく犯人から一億円を要求する脅迫状が届く。その指示は、徹底的に巧緻で悪意に満ちたものだった。黒田・亀田両刑事、通称クロマメ・コンビに出番が来た。軽快なテンポと秀抜なトリックで描く本格長篇ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

57
黒川さんのデビュー作。30年くらい前の作品。なかなか面白かった。ヤクザじゃない大阪府警の黒マメコンビが活躍します。犯人はすぐにわかりますが、ラストの悲劇はやるせない。黒川さんお得意の関西弁の原点なんですね。Readerのセールで文春版を。しかし、文庫があまり手に入らなさそう。Readerで揃えようかしら。2016/10/04

momi

41
著者のデビュー作!!黒川さんと言えば「後妻業」「疫病神」のイメージが強いんだけど…これは雰囲気の違う軽快な警察小説で漫才をみてるような楽しさがあった!大阪府警黒マメコンビのかけあいが楽しい!コテコテの大阪弁なんだけどスーッと入ってきて読みやすかった!シリーズものとのこと、黒マメコンビ気になるので続きを読みたいです!2016/12/02

背番号10@せばてん。

21
【1983_サントリーミステリー大賞_佳作】1991年6月18日読了。今年度の直木賞作家、黒川氏のデビュー作。約30年前の作品とはいえ、読メ登録人数の少なさに茫然。なんと自分が3人目。1991/06/18

Pure

8
感想は角川文庫版へ2018/08/24

ごんちゃん

7
銀行強盗からの身代金誘拐。真犯人はすぐ判っちゃうし、重大事件のわりに大阪府警の捜査陣容がしょぼいけど、話は上手くまとめてある。タイトルがな~るほどであった。黒川博行氏デビュー作。2017/10/17

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