日本大改造―新・日本の官僚

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日本大改造―新・日本の官僚

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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163403601
  • NDC分類 317.2

出版社内容情報

恒常化した日米貿易摩擦、増える一方の財政赤字、21世紀に向けて日本は内政・外交ともに大改造を迫られている。官僚の実態を通して日本の未来を問うた野心的ルポ

内容説明

霞が関の静かなる革命。経済摩擦、技術開発競争―日本は今「先端国家」への変身を迫られている。官庁間の相反する思惑、主導権争いと暗闘の中で、官僚たちはいま―

目次

総務庁―はたして第2の枢密院か、内務省の復活か?
郵政省―NTT誕生を機に蘇える“大逓信省”復活の夢
外務省―「日米重視から南北関係重視へ」のめざすもの
警察庁―市民の“非協力”を逆用した復権作戦の中身
労働省―“霞が関のCIA”が示した抜群の調整能力
通商産業省―今や日本株式会社の盲腸か? それとも
科学技術庁―「1985つくば科学万博」同床異夢の舞台裏
文部省―“臨教審批判”大合唱のウラの教育官僚の本音
防衛庁―SDI問題が提示した防衛論争の新しい視角
大蔵省―金融国際化で見せた眠れる獅子の新たな闘い
運輸省―国鉄再建劇をめぐる国鉄幹部との熾烈な闘争
農林水産省―食管赤字とバイオ戦争、食糧戦略の内憂外患
厚生省―日本医師会への初勝利を支えた男の官僚哲学
自治省―「行革」を逆手にとった生き残り作戦とは?
特許庁―もう一つの摩擦・日米特許戦争の苛烈な実態
法務省―法曹界の国際化・弁護士市場が開放される日
建設省―「トンカチ官庁」はかくて政策官庁に変身した
宮内庁―「政策なき官庁」が果たした大使百人分の役割