出版社内容情報
カジノの町アトランティック・シティを舞台に、女の死の謎を執拗に追う休暇中のマイアミ警察刑事。一度読むと中毒になるといわれ〈レナード・タッチ〉の真髄登場
内容説明
噂の『グリッツ』ついに登場!噂にたがわぬレナード・タッチの真髄!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナー
9
このところレナードの作品を多く読んでいるが、どの作品もハズレがなく面白い。ホントに楽しませてくれる作家だ。この作品も、ストーリーはわりと単純なものではあるが、魅力的なキャラばかりだ。怪我で療養中の刑事ヴィンセント、かつて自分をアゲたヴィンセントを執拗につけ狙うテディ、ヴィンセントと恋に堕ちるリンダ、カジノを取り仕切るガーボ....。レナード作品を読むと、やっぱり映画化して欲しいナアと毎回思うのは、ワタクシだけではないだろう。 2020/07/26
501
0
状況描写が少なくセリフで物語を引っ張る。映画化への誘惑に駆られる者が後を絶たない理由が読むとよく分かる。
ちの
0
最高に面白い小説です。ミステリーのジャンルに縛られない、本を読む喜びとはこの小説の為にあると言っても良いくらいです。残念ながら絶版ですが、もしも読む機会があれば絶対に見逃してはなりません。内容には敢えて触れませんが、最高のエンターテイメントです!2019/01/16