内容説明
門外不出の戦争日誌や外交公電など、各国政府のトップシークレットを次々と暴露する、前代未聞の内部告発組織ウィキリークス。本書の著者2人は、以前からこの組織を取材し、創設者ジュリアン・アサンジの信頼を勝ち取った、独「シュピーゲル」誌のトップ記者である。密着取材を許され、ウィキリークスのメディア・パートナーとして活動を共にする2人。彼らはこの組織の「偉業」だけでなく、謎に包まれたシステムの意外な脆さ、そしてアサンジがひた隠す数々の汚点をも浮き彫りにしていく―。いま世界でもっとも注目される組織のすべてに迫る、決定版ドキュメント。
目次
第1章 「国家の敵」ウィキリークス
第2章 ジュリアン・アサンジとは誰か
第3章 ウィキリークス誕生
第4章 「コラテラル・マーダー」ビデオの公開、マニング上等兵の背信
第5章 大手メディアとの協働、アフガン戦争記録のリーク
第6章 内部崩壊の危機、イラク戦争日誌四〇万件公開の衝撃
第7章 世界が震えたアメリカ外交公電流出
第8章 包囲されたウィキリークス
第9章 ウィキリークスの未来、世界の未来
著者等紹介
ローゼンバッハ,マルセル[ローゼンバッハ,マルセル][Rosenbach,Marcel]
ヨーロッパ最大の発行部数を誇るドイツのニュース週刊誌「シュピーゲル」記者。1972年ドイツ・コブレンツ生まれ。ハンブルク大学で政治学およびジャーナリズム論を学んだ後、「ベルリナー・ツァイトゥング」紙記者等を経て、2001年より現職。コンピュータ関連および情報セキュリティ問題のエキスパートとして数多くの記事を執筆するほか、書評や講義も精力的にこなす。ドイツ連邦司法省の諮問委員も務める
シュタルク,ホルガー[シュタルク,ホルガー][Stark,Holger]
「シュピーゲル」誌ドイツ国内編集局長。1970年ドイツ・ベルリン生まれ。ベルリン自由大学にて政治学を学び、「ベルリナー・ツァイトゥング」紙および「ターゲスシュピーゲル」紙記者を経て現職。1990年代より、ベルリンを拠点とする世界最大のハッカー組織「カオス・コンピュータ・クラブ」の取材で知られるほか、情報セキュリティおよびシークレット・サービスの報道に長年携わる
赤坂桃子[アカサカモモコ]
独語・英語翻訳者。1955年生まれ。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒業
猪股和夫[イノマタカズオ]
1954年生まれ。静岡大学卒業(ドイツ文学専攻)後、「小学館独和大辞典」の校正業務に従事。校正スタッフのチーフを務める。現在は出版社校閲部勤務のかたわら、独語翻訳を手がける
福原美穂子[フクハラミホコ]
独語翻訳家。1973年生まれ。学習院大学大学院博士後期課程単位取得修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ntahima
garth
nonnomarukari(ノンノ〇(仮))
壱萬弐仟縁
roughfractus02