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Hayakawa novels
ハード・タイム

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  • サイズ B6判/ページ数 418p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152083081
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

40代を迎えたわたしは、世界の果てにどれだけ近づいているのか?気が滅入りがちなわたしを動揺させる新たな出来事が、降ってわいた。同世代の友人で新聞記者のマリ・ライアスンが、テレビ・リポーターに転身したのだ。記者として長年闘ってきたマリも、金の力に屈してしまうのか?マリの転身を祝うためパーティに出席した帰り、わたしは道に倒れていた女性を危うく轢きそうになった。その女性は重傷を負って倒れており、まもなく病院で死亡した。やがてその女性がニコラという脱獄囚だと判明するが、その直後、解剖する予定だったニコラの遺体が、何者かに持ち去られるという事件が起きた。わたしはニコラがメイドをしていた大手警備会社社長の家を訪ね、彼女が罠にはめられた疑いを抱く。なおもニコラが投獄された真相を探るうち、様々な妨害の手が延び、ついにわたしは誘拐容疑の濡れ衣を着せられ、刑務所へと!シカゴの女性探偵V・I・ウォーショースキー、6年ぶりに登場。生涯でもっとも苛酷な日々のなか、プロの探偵としての誇りを賭けたV・Iがすべてを投げうって真実を追う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masa

12
読了。V・I、とうとう刑務所へ(拘置所?)。まさか貞操の危機!? と思うようなシーンもありましたけど、そうはならなくて本当に良かった。そんなことになったらもう生きていけない。ロティとの関係も元に戻りつつあるように見えて嬉しい。しかし今回は本当に、「ハード・タイム」。そしてV・Iは今回も、「ダイ・ハード」。読む度にこちらの体が痛くなってきます。2019/11/28

きゆやすか

2
ヴィクシリーズ再読も今作で最後。2000年刊のこの単行本を買って読んで以来は未読だったみたい。前作で40才を迎え、今作では2年経過?だから42才? 刑務所入りも体験。率直な物言いをするヴィクは意外と子供と相性がいいのかも。2015/01/21

ちろみ

1
最後に読んだのはいつだったか思い出せないくらい久しぶり、ヴィクトリア。なんか、同じ年代になってて肉体的制限には思わず同意してしまう(笑)。お互い年をとりました。相変わらずフルネームの連呼で最後までこの人誰だっけ?と思ったりするけど、一文の間にビックリするほど用事を済ませてたりするテンポは好きだ。2017/08/12

アルクシ・ガイ

1
老後老後と連呼するのが、けっこう鬱陶しかったりして。例によってヴィクが巨悪に立ち向かうパターンだけど、今回は「え、その程度?」だった。これはアメリカでは大問題なのだろうか。アビゲイルの人間が「出来て」いることにも、一抹のリアリティの無さを感じる。都合が良すぎるのです。警察の腐敗っぷりは、いつもながら迫力があった。2014/07/26

タカシ

1
前作から時間が経過したが、今回のヴィクはかなり追いつめられてた。表紙が捕まった絵だったのでどうなるのかなと思ってたけど本当に刑務所に入るとは。バラダインとレムーアはかなりヤバすぎ。追いつめられるのが長かったので結構読むのが辛かった。2013/06/17

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