出版社内容情報
インターネットを使った卑劣なレイプ事件にコペンハーゲン警察の刑事ルイースが挑む！
内容説明
デンマークの首都コペンハーゲンでレイプ事件が起きた。心身に深い傷を負った被害者は、犯人とインターネットで知り合ったのだと明かす。コペンハーゲン警察殺人捜査課の刑事ルイースは、少ない手がかりに苦戦しながらも捜査を進めるが、第二の事件が発生してしまう。内気な女性を罠にかける卑劣な犯人を、絶対に捕らえてみせる！タフでワーカホリックな刑事ルイースが活躍するデンマークのベストセラー・サスペンス。
著者等紹介
ブレーデル，サラ［ブレーデル，サラ］［Ｂｌａｅｄｅｌ，Ｓａｒａ］
コペンハーゲン生まれ。グラフィックデザインをはじめとする様々な職を経て、アメリカのミステリの翻訳出版を手がける出版社を立ち上げる。その後ジャーナリストとしても活動し、ノンフィクションを二冊発表。２００４年にルイース・リックを主人公とする作品でミステリ作家デビュー。コペンハーゲン在住
高山真由美［タカヤママユミ］
１９７０年生まれ、青山学院大学文学部卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うたかたの日々
8
展開も早くなかなか読みやすかった。個人的には良くも悪くもまあまあな感じ。次も読んでみようかなって感じです。2017/05/10
アン
4
出会い系サイトで出会うカップル、今ではそんなに珍しくもなくなったけど、やっぱり危険と隣り合わせ。主人公の女刑事は、私生活で幸せになって欲しい…けど、難しいだろうな。2016/06/11
spica
1
レイプ事件を追うデンマークの警察小説。被害者側の意識や、捜査時のもどかしさ、やるせなさなど、感情が細かく描かれていて主人公に感情移入できた。ただ、ルイースとラースとスールとか、混乱するネーミングだった。2013/12/05
きうりっち
1
女性はレイプだと受け取っても加害者の男性が合意の上だと解釈していて、犯罪と思っていないようなのが恐ろしい。 実際の事件になった時、この小説ほどの傷を負わされていなければ合意のうえだと主張し続ければ、それを覆して犯罪と立証するのは難しい場合もあるだろう。 そんなことを考えつつもルイースのワーカホリックぶりを楽しんだ。 前作のことがちらっと出てきたりするので、どういうものか興味を持った。６年も続いたボーイフレンドがあっさり別の女性に乗り換えたかと思うと、やっぱり元へ戻りたいと言ってくるなど、ずいぶんだと思う。2013/05/11
livres
1
舞台は、デンマークだ。でも、デンマークらしい何か、とかはない。というか、わからなかった。ただ、不思議だったのは、ヒロインが、事件の捜査中に恋人と別れて、次の日に仕事を休むとか、同僚や上司も、そのことを当然のように受け止めていたことだ。その後も、平日の昼間に病院の予約を入れたりしていた。だからかな？今イチ、緊張感のないお話になってしまう。続きが読みたいかと聞かれたら、うーん。少し考えるかも。でも、とりあえず、カミラとヘニングのその後と、ピーターのその後は、知りたいな。2012/11/20
