ハヤカワ・ミステリ文庫<br> ミニ・ミステリ100 〈上〉

ハヤカワ・ミステリ文庫
ミニ・ミステリ100 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150746018
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

1
監獄に入ってる旦那と女手一つで農業をやらざるを得なくなった(老いぼれた父親はいるが)女房との手紙のやりとりだけで構成された「神の恵み」がよいね。手紙の日付にすら意味があったのを最後の一節で知りました。「さあ、すぐ○○○○を始めるんだ」。なるほどね。南の畑には宝が埋まっている。もう一篇、子どもを誘拐した犯人と子どもの父親との手紙のやりとりで構成された「腐れイモ」もなかなかのブラック。最後の手紙に笑ってしまった。「五番目の男」は英語特有の表現を逆手にとったもの。トールキンの『指輪物語』にもありましたな。2023/03/02

eki

1
一本ごと、読後の気分のムラが出ました。アンソロジーは好き嫌いが出てしまいがちなのでしかたないかな。しかし、癖の強いショート・ショートというジャンルで、たくさんの著者の作品をひとりの方が(わりかし素直に同じ感じに)訳されているようなので、そこが敗因な気も。「いたずらか、ごちそうか」「サーストンさん、ありがとう」「裏返し」あたりが好き2012/11/27

watausa

1
ショート・ショートは、まとめ読みをするべきでないと思いました。一つ一つの作品の価値が下がってしまうような気がします。最初と最後にあったように、寝る前に一つとか、雑誌の中で出会う一編として、お薦めです。2011/10/20

のの

1
ちょっとわからない(あまりうまくオチがついてない)のも結構あったような…2010/11/01

skyfield

0
ずいぶん前に読んで処分してしまった本なので、題名が示す通り、海外(編者から推測してアメリカ)ミステリのショートショート100篇を3冊にわたって収録した作品集であるということ以外、内容についての記憶はほとんど無い。ただ、冒頭の作品「六つの言葉」については、おぼろげながら内容を覚えている。というのは、解説(下巻の巻末にあったと思う。あるいは訳者あとがきかも)で、この作品がけなされていたのが印象に残っていたからである。私は、この作品を冒頭に持ってくること自体がアメリカン・ジョークらしくて洒落ていると思っている。

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