ハヤカワ・ミステリ文庫<br> マクベス夫人症の男

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ハヤカワ・ミステリ文庫
マクベス夫人症の男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150719050
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

83
【探偵ネロ・ウルフ】シリーズ第32弾。〔再読〕作者が80代後半で書き上げた事は賛辞に値するが、ミステリとしてはお薦め出来ない。ウルフが友人から頼まれて出会った男は、手が血で真っ赤になり洗っても落ちないと、思い込んでいる男だった。何故なのか、ウルフたちは男が隠している背景を捜し始める。本シリーズとネロ・ウルフは、たいへん魅力的でありユーモアと美味しい料理、何より素晴らしいミステリである。しかし、本作は本シリーズを読み尽くした読者が、キャラを慕って読む位に考えるべきだろう。もっと、翻訳すべき作品は多いと思う。2021/03/17

ヴィオラ

6
うん、いまいちw 自分の手に血がついている気がして、何度も何度も手を洗ってしまうっていう人物が出てくるんだけど、検索してもまともな情報が見つからない。マクベス夫人症って実際に使われている言葉なのかなぁ? まぁ、それが本筋にあんまり関係なかったりして、なんとも消化不良な印象w ネロ・ウルフのなかでは、あんまりオススメできないかもw2017/06/25

**くま**

5
大好きレックス・スタウト3冊目。これ晩年の作品らしい・・・どうりでミステリが一層しょぼくなってるわけだ(私の頭が悪いから? なんだか読み終わっても全然すっきりしない。結局なんだったの?って感じで消化不良。)。売りのユーモラスなトーク・文章も若干パワーダウン気味かな。でもキャラ・ユーモアともに私はこのシリーズ本当にツボで、十分楽しませて頂きました。ってかレックス・スタウトこれ書いたとき、なんと86、7歳ですよ? その高齢でこのレベルって、むしろすごすぎじゃないですか? もうほんと信じられない、驚異的!!2014/07/05

カーゾン

1
M:流石のスタウトも筆力衰えていると言わざるを得ない作品。ウルフ若しくはグッドウィン君のファンの方は手にとっても良いと思います。2016/12/03

アブストラ

1
晩年の作品なので、作者がよれよれしてる感じがする… もっと若いときの長編が未訳のままいくつも残ってるのに、なぜこれを選んだかな。

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