ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 大いなる手がかり

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ハヤカワ・ミステリ文庫
大いなる手がかり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150707620
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

背番号10@せばてん。

28
1994年10月19日読了。87分署シリーズ第11弾。エド・マクべイン、2005年永眠。自分に多大なる影響を与えてくれた、巨星に心より合掌。(2021年5月20日入力)1994/10/19

bapaksejahtera

7
87分署物初期1960年の作品。筋は頗る単純、バラバラに発見された「手」を手掛りに殺人事件がやがて明らかになる。他の脇筋はないに等しく、失踪人捜査などに基づいて刑事が行う聞き込みとその際表れる様々な人間模様が、登場人物のややデフォルメされた会話とともにくっきりと浮かび上がる。捜査担当刑事はキャレラやホースなどお馴染みの面々で、その性格が描き分けられる。後の作品には嫌われ者とされるが憎まれ口の抑制されたパーカー刑事は、本作ではキャレラと殴り合いとなる程。警官群像が主人公であるシリーズ原点を覗うには良い作品だ2020/10/02

アヤネ

5
シリーズ11作目。三月の雨に煙るアイソラの街。パトロール警官のジェネロは、任務中にとんでもないものを発見する。それは人間の右手入りのカバンを捨てている、黒いコートを着た男(?)の姿だった。87分署の刑事たちは、その「大きな手」を唯一の手がかりに死体なきバラバラ殺人を追っていく。。。犯人は一体何のために「手」だけをカバンに詰めて捨てたのか?最後明かされるその理由にびっくりした。2017/03/26

八百蔵

2
87分署シリーズ№11。87分署の警官ジェネロがパトロール中に、発車したバスが取り残していった航空会社のバッグに気付く。その中には切断された大きな手。まさに大きな手がかりだった。前作を1つのピークとして、割とどこにでもありそうな話に戻る。2021/04/26

きたくり

2
87分署シリーズの第11作。この話では連日雨が降ってるところがなぜか好き。シリーズとびとびに読み進んでいるが、だんだんと刑事たちに愛着がわいてきた。現在いちばんのお気に入りはマイヤー・マイヤーです。2010/08/08

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