感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
星さんの作品を再度(三度目)読みなおしていこうと思っています。星さんというとショートショートが頭に浮かびますがこれがどちらかというとSF短編集なのでしょう。かなり昔の作品ですが今読んでも違和感がないですね。書かれた当時から様々なアイディアを入れておられたのがわかります。「繁栄の花」などは最近ではサブスクリプションが当然となっていますが、それを惑星間の商売にしています。2024/04/04
KAZOO
22
さいしょはポケット版で早川書房から出されたようです。それを文庫にするときに2冊に分け「宇宙のあいさつ」(20編)と本書(21編)に分けたようです。どちらかというと、宇宙空間やほかの星に関するSFものが多いという感じです。平井和正さんの星さんへのファンレターが最後についていて読みでがありました。2014/09/14
gushwell
9
自炊してiPhoneで再読。22編の短編が収録。比較的初期の作品が収録されているようです。そのせいか、作風にまだ星新一らしさが出ていないものもあり、逆に興味深かったです。ただ、どの作品にも意外な結末が用意されているところはさすが。時間があいた時に読むのにちょうど良いですね。 2013/11/23
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
1
昭和48年10月15日 発行 初版 JA 17