出版社内容情報
ローダンはポルレイターの指示にしたがい、最後のクロノフォシルとなるエデン2の探査のため、"ろ座の賢者"の力を借りるが……
内容説明
最後のクロノフォシル活性化に向けて“バジス”でテラを出発したローダンは、エデン2のポジションを探すため、球状星団M‐3にいるポルレイターにアドバイスをもとめた。ポルレイターによればろ座に住む知性体種族ノクターンがなんらかのヒントをあたえてくれるかもしれないという。ローダンはろ座をめざすことにした。だが、同じころ、マグス・コヤニスカッツィと名乗る謎のヒューマノイドが登場し、暗躍をはじめた!
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
「エデンへの道」と標題作の二編収録。最後のクロノフォシルであるエデンⅡの活性化を目指すローダンらはその座標を見出すことができない。ポルレイターに助言を求めるとろ座の種族ノクターンのもとへ行くことを進められる。一方それを阻止すべくエレメントの支配者は、マグス・コヤニスカッツィに身をやつし、ローダンの先を制してエデンⅡへ向かうが…。二篇ともローダンの妻ゲシールとお腹にいる娘がキーとなる。果たして彼女の子どもは「普通の子」なのか。しかし、”それ”も超越知性体のはずなのに簡単に罠にはまるんだなあ。2020/12/08