出版社内容情報
レトス=テラクドシャンは、アバカーの少年ボンシンが罪悪感からつくりあげた超能力ブロックをなんとか克服させようとするが……
内容説明
アトランとジェン・サリクは、グレイ生物であるふりをして、この地を支配するグレイの領主と接触を試み、領主ムータンの“ゴンドラ”に乗りこむことになった。一方で、ふたりと別行動をとるレトス=テラクドシャンは、深淵作用の影響をうけないアバカーの少年“つむじ風”ボンシンと出会う。陽気で楽しげなボンシンは、たぐいまれな超能力の持ち主でもあった。だが、いまは自身が持つ力をブロックしてしまっていた…!
著者等紹介
星谷馨[ホシヤカオリ]
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒、文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
7
標題作と「メンタル・ネット」の二篇収録。『SFが読みたい!2020年版』で二階堂黎人さんが「ローダンやアトランが出てこない傍系的な話が多すぎる。そういうのは全部カットして刊行を進めたら」と書かれていたが、それは極論にしてもやはりローダンとアトランが出てこない作品は、今一つ魅力に乏しいのは確か。本書ではアバカーのボンシンとレトスの活躍が前半、オクストーン人スタリオン・ダヴとオクリルの冒険が後半で展開される。ガズビルダーと呼ばれる種族が初登場だが、シリーズにどうからんでいくのか注視したい。2020/02/10
mabo510
0
なんか訳わからんが読了2020/02/21