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ハヤカワ文庫
ブロトグレーネの反徒―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈394〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150117955
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

テルムの女帝から行方不明のモジュール捜索を依頼されたローダンは、同行者八名とともに、搭載艦“ハヴァマル”に乗りこんだ。女帝と連絡するための接触サークルが置かれた惑星ブロトグレーネに向かい、モジュールに関するさらなる情報を得るためだ。だが、ローダン一行に対し、フェイヤーダル人たちは非協力的な態度を見せる。これでは任務の遂行もおぼつかないと、超越知性の意図をはかりかねるローダンだったが…。

著者等紹介

赤坂桃子[アカサカモモコ]
1955年生、上智大学文学部ドイツ文学科・慶應義塾大学文学部卒、独語・英語翻訳者、独語通訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

8
あとがきにかえて は赤坂桃子さん。二作目になるペーター・テリドのはりきりぶりなどを書いています。P156に出てくるグッキーと羽根ぶとんのシーンは、第67巻「エヴァブラックの砲」で出てきた話で、2113年に当時の旗艦<セオドリック>上で椅子の硬さにグッキーの愚痴が元ネタなんだそうな。これを書いた時はまだ20代後半の若さ。今現在(2011年)から見ると10年以上過去に世を去った作家なのです。長期間にわたって連載と翻訳が続くローダン世界ならではですね。2011/03/06

マーム

7
堕落を食い止めようとフェイヤーダル人に対して試練を課しているテルムの女帝は、更なる高みに導こうと人類に対して試練を課す“それ”の行動パターンと同じなのだと今更ながらに感じました。超越知性体に共通の性なのでしょうか?ガルトが彼を追いかけ回すポスピとマット・ウィーリーのことを「いんちき医師」「ひっつきクラゲ」と呼んで邪魔物扱いしているのがおかしかった。2011/03/10

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

6
ポスビと言うよりもコメディの女たらしキャラとして活躍するガルト??この性格は時代の反映なのだろうか? それはそれとして、表紙通りローダンよりもアトランの活躍というか決断力が光る巻でした。2011/07/02

スターライト

5
超越知性体テルムの女帝によって翻弄されたフェイヤーダル人とローダンらは、ついに軍事的な衝突に至り、モジュールの救出というテルムの女帝の命を受けるにふさわしいのはどちらかを決することになる。前後半のエピソードとも女性とみれば接近していくガルトが再び登場。やはり彼が登場すると場がなごむ(?)。しかし「新人」テリドは、第67巻のエピソードをこの394巻になってよみがえらせるとは。日本の読者はもちろん、本国ドイツでも忘れ去られていたのでは。テルムの女帝の研究者たちが、ロボットなのか有機生命体なのかは、いまだ不明。2011/02/05

黒猫トム

2
再読 前半はフェイヤーダル人の苦闘 後半はフルクースの苦闘 女帝に仕える”男はつらいよ“ ドウク・ラングルだったかも知れないモジュールの研究者たちの輝き グッキーの羽布団伏線の回収2023/06/22

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