ハヤカワ文庫
七王国の玉座〈4〉―氷と炎の歌〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150115777
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

スターク家のケイトリンは、王妃の弟であるラニスター家のティリオンを捕虜とした。だが妹を頼って訪れた高巣城で、知略に長けるティリオンは策を弄して自由の身となってしまう。そればかりか彼女の行動がラニスター家の怒りを買って、七王国に戦の火種を撒く結果になった。都で“王の手”として国政を司る夫エダードも襲撃を受け瀕死の重傷を負うが、一方で彼は、七王国の未来を揺るがす忌むべき大罪を暴きつつあった。

著者等紹介

岡部宏之[オカベヒロユキ]
1931年生、1953年静岡大学文理学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Keystone

11
ネッドがサーセイに子ども達を連れて逃げるように言ったのは、甘く、思慮が浅過ぎた判断と思わざるを得ない。そしてケイトリンがティリオンを拘束したのも後から思えば大きな誤りであった。悲劇に向けて、物語が動き出す。2018/03/11

Masa

7
読了。他の人はどうか知らないけれど、やっぱりスターク家に肩入れしてしまいます。ラニスター家とか滅びればいいのにと思っています。いつもなら好きな女性が一人か二人はいるのですが、まだ見つけられていません。アリアが筆頭候補ですが、どう成長してくれるかな。2021/02/06

mayuri(Toli)

6
この一冊で、物語は大きく動き出します。この巻のネッドは高潔というよりむしろ、不器用な人といった印象。ネッドの行動は全て裏目にでて本当に可愛そうです。 それにしてもこの巻で、スターク家はバラバラになってしまいます。いつか一家がまた一緒にいるところを見たいですが、それはかなわないことなのだろうなあと思ってしまいます。アリアの行方とか、気になることが多すぎて、読んでいて本当にハラハラします。まあ、つまり面白いということですが。ラストの1冊でどうなるのかが本当に楽しみです。(そうしてちょっと怖くもありますが……)2013/02/06

烏山

5
面白くなってきて一気読み。 サーセイの「王位争奪戦では、勝つか死ぬかです。妥協点はありません」が今回、強く印象に残った言葉。 その通りなんだよね。正直、エダートは脇が甘いよ。イライラする。これはスターク家全体にも言えるかも…。(とくに、ロブに、キャトリン…。ジョンもか。) ロバートじゃなくて、エダートが王だったらどうなのか。サーセイの言う通り、エダートは正義感はあるけど、中途半端な感じはあるね。 最初、この表紙は赤いし、メリサンドルかと思ってたけど、サーセイか。2023/09/05

riri

5
怒涛の展開…死をきっかけに様々な事が動き始めます。ここからどうなっていくのか…2010/08/21

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