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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きりぱい
5
カドフェルのように歴史ミステリではないけれど、これもシリーズらしく一部邦訳がある中の一冊。16歳の少年ドミニックがキティにどんどん惹かれてゆくなか、キティに縁のある会社社長が殺される。部長刑事ジョージが解くのかと思ったら、息子のドミニックの方が探偵役だった。好きになった相手のことは自分がよくわかる、僕が救わなくちゃという直情な感じはあまり好きじゃないのだけれど、ラストの成長は涙ぐましいものだった。父親と母親が大らかに見守る感じがいいかと思えば、男として動揺したり、女の目線を見せたりと割と心理面が丁寧。2014/01/22
ヒラタ
1
修道士カドフェルと同じ作者の作品。顔の造形から性質を判断するのは共通だが、ハラハラ感はこちらの方が上かしら。おもしろかったです。2022/09/27
カーゾン
1
M:ピーターズの現代ものの第1作「カマフォード村の哀惜」があまり印象が良くなかったので、期待少なめに読んだがなかなか面白かった。10代後半から20代前半に読んでいたらドミニックにもっと感情移入出来ていたかな?(自分もそのころ年上の女性とばかり付き合っていたし、、、あ、誰も聞いてないか) 犯人の動機は良くあるパターンね。 バンティはとても良いお母さんだよね。お父さんの刑事も子供の行動にかなりの理解を示してくれているし、ドミニックあんたは幸せ者だよ。2022/09/03
kanamori
0
☆☆☆2013/09/30